浄土真宗 本願寺派 正敬寺

かぎ

檀家参りの日に家のカギをかけている家がなかった 昭和50年代初めまで正敬寺の周辺では、檀家参りに行っても鍵のかっている家は一軒もなかった。だから、玄関を開けて「おはようございます。参らせていただきます」と言い、仏間へ行き […]

出会い

人と出会わない  外へ出かけると出会いがあり、そこにまた新しい話題があるといったのも、過去の話になりつつある。 最近、正敬寺の周辺を自転車で檀家参りをしていても、あまり人と出会わない。日によれば檀家参りの途中道で誰一人言 […]

火中の蓮華

清九郎が仏道に入ったのちは、お念仏を続ける生活を送りますが、ある日、亡き娘の夫・久六が、毎日お念仏する清九郎に嫌気がさし、清九郎が大切に読んでいた『御文章』をメラメラと燃え盛る囲炉裏に投げ込んでしまいました。 すると清九 […]

妻の死を機縁として

前回に続き、大和の清九郎についてお話します。 清九郎は、若いころは荒れていましたが、妻の死によって、仏道へと入っていきます。その妻が亡くなるとき、「先に浄土へ往っておりますので、どうぞ間違わんように」との遺言を残していま […]