自分でこの家は終わりです。後継者がいなくても納骨堂は使えますか?

― もちろん使えます。

納骨堂の利用にあたり、意外によく聞かれるのが、この質問です。
言われてみると、確かにそうだなぁと思います。

お墓の悩みでも、墓守が後々いなくなるという不安を抱える方も多いです。
墓の一種である納骨堂でも、同様の悩みがあって当然だと思います。

今から、十数年前のことです。

ご主人を亡くされた奥さんが1周忌法要の時に言いました。

「主人の納骨は、自分が亡くなった時に一緒にして欲しいと息子に言っております。それでもよろしいでしょうか…。」

私は、「それでいいのではないでしょうか」
とお応え致しましたら、とても喜んでおられました。

その奥さんも今から5年ほど前に亡くなられ、

その後、息子さんから、

「正敬寺の納骨堂に、両親と一緒に納骨しようと考えているがそしてもらえないか」

と頼まれました。

実は、その息子さんは60歳を過ぎた今でも結婚を一度もされておられなく、
自分でこの家は終わりだといっておられます。

ですから、せめて墓には両親と一緒し入りたいと考えている旨の話をされました。
そこで、後の事を考えると家の墓はあるけれども、
その墓を見る人がいなくなるから納骨堂に骨を納めようと思っているとのことでした。

実はこういった例は珍しくありません。

納骨堂はお寺が管理しています。
また、毎年必要な年会費のようなものもありません。

もともと、正敬寺の納骨堂は、このようなお悩みを聞く中で、
要望もあり設置致しましたものです。

ですので、安心してご利用ください。

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